神木隆之介さんといえば子役時代から頭角を表し、今や日本を代表する俳優として活躍しています。
子役時代の映像は神木さんの初々しい姿だけではなく、作品ごとに成長を感じさせてくれるところも見どことなっています。
この記事では、神木さんの子役時代に出演した映画を振り返り、デビュー作やブレイクのきっかけとなった作品について詳しくご紹介します。
神木隆之介が子役時代に出演した作品映画
神木隆之介さんは6歳でドラマに出演し、その後、映画でも活躍を広げていきました。
以下に、神木さんが子役時代に出演した主な映画を年代順にまとめました。
2001年(8歳)『千と千尋の神隠し』
宮崎駿監督の名作アニメ映画で、湯婆婆の息子である坊の声を担当しました。
子どもながらにキャラクターに命を吹き込み、その演技が高く評価されています。
坊の特徴的な声と感情表現は観客に強い印象を残し、神木さんの声優としての才能を示しました。
2003年(10歳)『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
実写映画への初出演作。
スリ一家の長男役として登場し、短いながらも印象的な演技を見せました。
この作品では、緊張感のあるシーンの中での自然な演技が注目され演技力の高さを証明しました。
2004年(11歳)『お父さんのバックドロップ』
宇梶剛士さんと共演し、プロレスラーの父を持つ少年を熱演しました。
この作品で日本映画批評家大賞新人賞を受賞しています。
家族愛をテーマにしたこの映画では父親との葛藤や成長を描き見る人の涙を誘いました。
2004年(11歳)『ハウルの動く城』
再び宮崎駿監督の作品で、魔法使いハウルの弟子であるマルクルの声を担当しました。
坊とは異なるキャラクターで、多彩な声の表現力を見せつけています。
2005年(12歳)『妖怪大戦争』
映画初主演作で、主人公のタダシを演じました。
コミカルながら感動的なストーリーで注目され、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
妖怪たちとの冒険を通じて成長していく少年を見事に演じています。
映画のデビュー作はなに?
神木隆之介さんの映画デビュー作は、2001年公開のアニメ映画『千と千尋の神隠し』です。
坊というキャラクターの声を担当し、その後もアニメ作品での声優としての活躍が続きました。
坊の声は、作品全体の世界観を補完する重要な要素として評価され、神木さんの才能が初めて注目されました。
また、実写映画への初出演は2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で、スリ一家の長男役として登場しました。
この作品では短い登場シーンにも関わらず、その存在感が光り観客の記憶に残る役となりました。
何の作品でブレイクした?
神木さんがブレイクを果たしたのは、2005年の映画『妖怪大戦争』です。
この作品で初主演を果たし、天才子役として一躍有名になりました。
観客を魅了する自然な演技力と、物語を引っ張る力強さが評価され若手俳優としての地位を確立しました。
『妖怪大戦争』では、特撮やファンタジーの要素が盛り込まれた中で、主人公タダシの成長物語が描かれました。
神木さんは、妖怪たちとのコミカルなやりとりや、危機に立ち向かうシリアスなシーンを見事に演じ分け幅広い演技力を見せつけました。
20世紀少年では何役?
神木隆之介さんは、2009年(16歳)に映画『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』に出演しています。
彼が演じたのは、中学生時代の「カツマタくん」(勝俣忠信)というキャラクターです。
この役は物語の核心に関わる重要な存在で観る人に強い印象を残しました。
カツマタくんは「ともだち」と呼ばれる謎の存在に深く関わるキャラクターであり、物語全体の伏線を繋ぐ重要な役割を担っています。
神木さんはその難しい役柄を見事に演じ、観客の期待を裏切らない緊張感ある演技を見せました。
また、彼の登場シーンがエンドロール後の特別な場面であるため、映画をご覧になる際は最後まで目を離さないようにしてください。
まとめ
神木隆之介さんが子役時代に出演した映画は、声優と実写が半々といったところです。
デビュー作『千と千尋の神隠し』から始まり、『妖怪大戦争』でのブレイク、そして『20世紀少年』での印象的な役まで、その活躍は多岐にわたります。
神木さんの成長の軌跡を感じられるこれらの作品は、今観ても引き込まれてしまいますね!